こちらでは土地選びについて特に重要だとおもわれるポイントについてご説明いたします。ご参考にしていただければ幸いです。むろん記載した事項以外にも重要なポイントがございます。詳しくはお問合せ下さい。
まずは、土地探しの前提条件をお話しします。
土地固有のポイントは前提条件を満たしたのちのお話になるからです。
土地探しの前提条件とは
15年後から20年後のライフプランを見据えて自身の思い描く生活が描けるか?
ということにあります。見据える年数は短くても長すぎてもいけません。短すぎるとちょっとしたライフプランの変化にすら対応できませんし、長すぎると不確定要素が多すぎて本当に必要なことが見えなくなってしまいます。
例えば、お子様がおられる方、これから出産を予定している方は
お父さま、お母さまの実家までの距離、保育園までの距離、小学校までの距離、中学校までの距離、主要な高校までの距離は把握しておく必要があります。
特に、共働きを考えている方はご両親が近くにいると何かと安心で便利です。
また、ご両親と同居を考えている方は
内科、総合病院までのアクセスを把握しておきましょう。齢を重ねていくとお世話になる機会が増えていきます。アクセスが悪いと通うほうも大変ですし、万が一入院となった場合、看病やお見舞いに行くのも不便です。
ご両親との同居を今現在考えていない方も、内科、小児科、耳鼻科、歯科の位置は把握しておきましょう。
それ以外の施設としては、スーパー、コンビニ、市民センター、図書館、薬局、ファミリーレストラン等が徒歩圏内にあれば便利です。しかしスーパー、コンビニ、薬局、ファミリーレストラン等はなくなってしまう可能性もあるので注意も必要です。
幅員とは、土地と接する道路の道幅のことです。一般的には4m以上と言われていますが、雪のことを考慮すると理想としては5m~7mです。道幅が4m未満ですと「セットバック」を行わなければならず、道路の中心線から2mの位置までは建物を建てることが出来ず、建ぺい率から算出する建築面積も減少してしまいます。逆に道幅がありすぎると、車の交通量が多く騒音、外壁の汚れの原因となります。
土地と道路とが接している部分の長さのことです。この長さが2mないと建物を建てることが出来ません。理想としては8.3m以上があることが望ましいです。
建築基準法では建物と隣地との距離を原則50cm以上と定めていますが、雪を考慮するとそれ以上が望ましいです。1mの距離をとっていれば、近隣との無用な雪トラブルは避けられると思います。建物の幅が三間半(約6.36m)以上・両隣1m以上が理想です。
昔から、東南の角地が良いといわれていますが、角地にはメリット、デメリットがあります。
メリットとすれば、開放感があること。接道が一定の条件を満たせば建ぺい率が10%プラスされること。そして将来売却をする際には高く売れるということがあります。
デメリットは接道の道幅がともに4mない場合、両側からのセットバックが必要になってしまい建築面積が一段と減少してしまうこと。そして雪かきが大変になることもあげられます。
土地にガス管・水道管が引込まれているか?またすぐに引込める環境が整っているかの確認が必要です。すでに接道に設置されている本管より引き込まれていることが理想です。
もともと、家が建っていなかった場所や造成された土地では本管からの引込みがない場合が多いですので、その場合は引込む為の費用が発生します。また、接道が私道の場合には本管すら届いていない場合があるので、その場合より費用がかさみます。
ガス管に関しては、オール電化の住宅にすれば引込む必要はありませんが、料理人の方・料理がお好きな方でどうしてもガスが使いたい場合は都市ガスを引込むか、プロパンガスを利用するしかありません。
ひと昔前であれば、家は何世代も受け継ぐものであったのかもしれません。しかし現在、人々のライフプランの変化・意識の変化により、そのような考え方は薄れています。遠い将来、自身のライフプランの変化により家を売却する可能性も視野にいれておきましょう。
その場合、将来売却のしやすい土地を購入しておく必要があります。
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